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日本とポーランド 永遠に遠ざかった関係の運命
ポーランド(ポーランド語ではPOLSKAと言います)は日本の方が全く馴染みのない国の一つ。ヨーロッパに位置するにもかかわらず、イメージとしてはヨーロッパに属しないです。その理由はいろいろ考えられますが、日本人の現在の世界観が出来上がった明治初期、即ち日本人がヨーロッパに直接触れた時代にはポーランドという独立した国がなく、日本人の興味を引くまたは尊敬を受けるような、価値を認めてもらえるような国及び民族ではなかったからです。独立してから間もなく第二次世界大戦が勃発し、それが終わると冷戦でポーランドがソ連の衛星国として日本人が親しみを持ってくれるような立場にはなかったのでしょう。昔から日本とポーランドは互いに非常に遠い存在で、今でも近くなったとは言いにくいところです。ベルリンの壁がなくなり、ドイツ統一、東欧の民主化、ソ連崩壊などで日本の情報がポーランドに入るようになり、2000年以降は日本の企業によるポーランドへの進出に伴って一時的に日本のブームが起こり、日本に興味を持つ人が急増しました。
しかし、経済大国としての日本の認識は世界中に薄れつつ、日本とポーランドが関係を密接にする、お互いに近づく機会を逃してしまったのではないかと思います。日本より中国、韓国がアジアの象徴となり、アジアの文化の代表的なものとして進出してくるでしょう。いまだに中国人、韓国人、ベトナム人を蔑視しているポーランド人は経済的関係が展開していく中でそれらの民族の価値と能力を認めざるを得ないでしょう。そこで日本人の存在感がどうなるでしょうか?。
知りたいという気持ちを引き起こすために
誰でも知らないことがたくさんあると思います。しかし、そのなかで何かに対して知りたいという気が起こり、何かを調べたり、情報を積極的に手に入れようとします。そのための条件はどういったものでしょうか?知らないという自覚と知ることによって何か徳を得る、快楽を得るという期待がなければ、知る意欲が湧いてこないでしょう。フランス文学を学びたい人が大勢いますが、ポーランド文学を学びたい人は殆どいないのです。それはポーランドの文学の訳本が少ないからでしょうか?少ない理由は読みたい人はいないからでしょうか?そのように考える場合、悪循環に陥ってしまいますが、ポーランド文学を学ぶ人がほとんどいないことまたは訳本もほとんどないということは事実なのです。では、そのような状況の中でどうすればよいのでしょうか?宣伝は最も効果的かと思います。積極的に魅力的な情報を根気よく提供していかないと興味を持ってもらえないでしょう。では、誰が情報を提供すべきでしょうか?誰が時間を費し、費用を負担すべきでしょうか?国が予算を付けて効果的方法を考え、戦略を立ててくれたら最もよいでしょうが、国家を管理している国家公務員はそこまでやる理由は一つもないでしょう。すると企業、民間人がやるしかないのです。企業にとって利益は全て、国交、友好は利益に結びつかない限り、無関係でしょう。従って、民間人が努力しなければならないことになるでしょう。しかし、個人の力、個人ができることに限界があります。それでも、いまのところそれしかないように思います。そういった人々の人数、努力、粘り強さで両国の関係はどうなるかということが決まってしまいます。
普通のポーランド人は自分の国の宣伝をする必要がないと堅く信じています。何もしなくても自分の素晴らしさを誰でも認めるはずだと。他の民族にも素晴らしいところがあり、他人の目にはポーランド民俗より評価が高いということが理解できないようです。自分が持っている素晴らしさを人に分かってもらうために、自分で努力し、他人に訴えなければならないことは全く分からないのです。「井戸の中の蛙」といっても過言ではない。外国に出て、他の国の生活を幾ら体験しても、そういった過剰な自信はあまり変わらないように見えます。そういった国民性のために日本にポーランドの情報はあまり入ってこないのです。その情報の穴を埋めるために有限会社ニッポは全力を尽くして頑張っています。






